経済労働委員会(10/22~24)

2024年10月24日

10月22日~24日、経済労働委員会より県外調査に出かけました。今回は「スタートアップシステム、フィールドロボットの研究開発拠点、水素を利用したCO2フリーの循環型地域社会創り、スマートコミュニティ事業、発酵ツーリズム」についての調査を宮城県と福島県にて行いました。22日はアーバンネット仙台中央ビルにてその状況をお聞きしました。

 

東北最大級のイノベーション創出拠点である「YUI NOS」に伺いました。ここは新しい価値を持続的に産み出すスタートアップ・エコシステムを産勤労金労言で構築し、挑戦する人々と伴走して、仙台・東北における地域課題の解決と、地域経済の活性化を実現するための取り組みを行っています。施設内を見学したときに、愛知県のSUTATION Aiと同様に感じました。いよいよ愛知でも始まります。

 

2日目の午前は「福島ロボットテストフィールド」に伺いました。ここでは無人航空機・災害対応ロボット・水中探査ロボットなど、物流、インフラ点検、大規模災害などに活用が期待されるロボット関係の研究開発や実証実験が広大な場所で行われています。東日本大震災で被害を受けた跡地に設置されました。ネットを張れば、許可がなくても操縦訓練を行うことができるスペースは圧巻でした。

 

2日目の午後は「そうまIHIグリーンエネルギーセンター」に伺いました。ここは「水素を活用したCO2(二酸化炭素)フリーの循環型地域社会づくり」をキーワードに、カーボンニュートラルと循環型社会の実現に向け、再生可能エネルギーの活用と水素の製造から利用までの技術研究を進めている施設です。「再エネの地産地消」「防災機能充実」「地域活性化」の取組みについて伺いました。

 

最終日は福島県議会を訪問しました。福島県では「日本一の発酵文化」を誇っています。日本酒は「全国新酒鑑評会」で金賞日本一を2022年までに9回連続受賞、醬油は「全国醤油品評会」において、11点が入賞し2年連続入賞数日本一を達成されたとのこと。この発酵文化を活用し「ふくしま発酵ツーリズム」と名付け、「美を醸すふくしま」をコンセプトに県内への誘客の促進を進めているそうです。